|
|
|
|
|
|
|
|
||
モグラックは片手で持ち運びができるような超軽量のラックレールを使用しています。
このレールは1本 1.3m で 約7Kgの重さになっています。
7kgというとそんなに軽いわけではありませんが、従来の工事用エレベーターのレール重量に比べれば1/5～1/10程度の重量になっています。
レールはT型断面形状になっており、ラックレールを左右2本パイプで梯子状に組立て使用します。
こうする事でねじれ剛性と引張強度を確保しながら軽量化を実現しました。
レールが軽量化できたおかげでモグラックの最大の特徴である吊下げ式設置方式が可能になりました。
余談になりますが、レールの材質は全て鉄でできています。
ただし、開発者の趣味と熱意で部分的に材質を変えたり形状を変えたりと軽量化と強度にこだわりながら応力をうまく逃がす工夫するなどまるでレーシングカーのようにこだわりをもって作られています。
開発者はあまり意図していなかった？ようですが、軽量なおかげで現場での取扱いが非常に楽になりました。